自閉症の子供によくあるこ行為とは?
豊田市に拠点を置くエミタスでは、子どもたちを対象とした福祉支援施設を営んでいます。
エミタスには自閉症の障害を持つ子供も通っています。
自閉症は正式には自閉症スペクトラム障害と呼ばれ、一般的なやりとりに困難を生じる特性があります。
自閉症は主に人との関わりが得意でないという特徴があります。
例えば、他人の急に突き飛ばしてしまう、相手の気持ちを考えず物を奪ってしまう、思いやりや配慮といった気持ちが無く、相手を傷つけてしまう行為が散見されます。
特に幼少期の年齢ほど、そういった気持ちが顕著になり、社会に適合した行為や言葉をうまく発するのが難しい側面があります。
指導する側は何度も同じ説明をしたり、相手の気持ちだってどんな思いをするかということを根気強く指導していく必要があります。
なぜそういったことをしてはいけないのか、物の大切さ、順番、思いやりを丁寧に指導していくことで徐々に改善につなげていきます。
もちろん施設だけでの改善は難しいです。
普段からの生活、親の躾、本人がもともと兼ね備えている性格なども影響がありますので、親御さんと共に日々子供に守って改善に努める形になります。
ただ、完全な改善ができるわけではないため、その部分はある程度許容して見守っていく必要があります。