児童発達支援センターに通う子どもの特徴とは?
児童発達支援センターは、未就学時の障害を持った児童が対象です。
障害の種類は問わず、知的障害の子もいれば、発達障害、精神障害の子もいます。
また、はっきりと障害が認定されていなくても、発達の遅れや気がかりな子も支援の対象となっています。
重度の障害を持っているお子さんの場合は、在宅で個別支援を行う居宅訪問が基本となりますので、それ以外のお子さんが利用する施設と考えると良いでしょう。
児童発達支援センターに通う子供は発達に課題を抱えていますが、個別に療育する方法や集団で療育する方法の2つを行って、子供の人間形成に役立てていきます。
また、一般的な保育園などと比較し、保護者同士のつながりがあるのも特徴です。
保護者同士が情報交換を行って生活の悩みや不安などを展開することで、施設だけに頼らないサポートをできる環境が整っています。
尚、児童発達支援センターに通う子供同士でも発達状態に個人差がありますので、個別プログラムを組んで療育するケースが多くなります。
例えば発声に遅れをとっている子、聴覚に遅れをとっている子に対しては丁寧な言語指導を意識します。
目の前でゆっくりと大きな声で話してあげて、理解を促す工夫をしています。
児童発達支援センターでの就業には保育士や児童指導員の資格が必要となります。